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母子家庭の公立高校入学準備費用について
公立高校の授業料は就学支援金制度を利用して無償ですが、授業料の他にも色々とお金はかかります・・・
母子家庭で長女が神奈川県立高校に進学した、むーこ家の実際に公立高校入学準備にかかった費用についてまとめました。
公立高校入学前の1月~3月までにかかった費用
受験料 | 2,200円(1月中旬~下旬) |
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入学料 | 5,650円(合格発表から入学手続までに納付) |
制服代 | 約60,000円(夏服含めて) |
学校指定体操着、ジャージ | 約20,000円 |
体育館履き、上履き | 約5,000円 |
教科書代 | 約29,000円 |
合計 | 約121,850円 |
※制服代、体操服、ジャージ、上履き、体育館履き、教科書代は入学する高校によってかかる金額に差があります。
詳しい金額は合格発表の時にもらってくる高校入学の手引に記載されています。
受験料の納付書は中学校から子供がもらってくるので、納付期限内に収めます。納付した領収書は願書に添付しますので紛失しないように注意が必要ですよ。
教科書代、ジャージ、体操服、上履き、体育館履きについては、合格者入学説明会の当日に現金で支払いでした。(カード払いはできないことがあるので注意です)
あとは、公立高校と併願の私立高校を受験する場合は私立高校の受験料もかかります。(我が家は私立高校の受験料は20,000円でした)
公立高校入学準備3月~4月にかかった費用
通学バック(リュック) | 7,000円(個人差があり) |
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通学靴 | ローファー(1足) 約4,000円 |
筆記用具 | 約2,000円(新しく購入した場合) |
電子辞書 | 約25,000円(購入しなくてもいいこともあり) |
定期代 | 半年分約26,000円(個人差あり) |
合計 | 約64,000円 |
※スクールソックス、ニットベスト、ワイシャツ、お弁当箱、水筒、定期入れなど小物類の購入代金で約15,000円くらい別途かかりました。
ここまでに総額約185,850円でした。入学予定の高校によって準備費用は差がありますが大体は約200,000円ほどかかります。
高校入学準備スクールニットは楽天市場で購入
楽天市場の有名雑誌でも高校生が欲しいスクールアイテムランキング3年連続ベスト3に入る原宿制服ブランドCONOMi!で制服の下に着るニットを購入しました。
高校入学準備 ローファーはHARUTA
ハルタのローファーは幅が少しきつめなので実際に履いてサイズ確認した方が無難だと思います。
1年生のうちはあずき色より黒を選んだ方がいいみたいですよ。私も先輩ママさんから聞いて高校によりしきたりがあるようです。

公立高校入学後4月以降にかかった費用
PTA会費、その他諸費用 | 約60,000円(一括払い) |
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部費 | 3,000円(部活によって差があり) |
部活用具代 | 約10,000円 |
修学旅行積立 | 月々約8,000円×13回 |
その他 | お弁当代、部活遠征交通費など |
※体育祭、文化祭でもその他諸々かかります。
母子家庭は高校入学準備にかかる費用の免除や補助金はある?
就学支援金制度で授業料が実質無料
現在、公立高校では「就学支援金制度」という授業料を支援してくれる制度があります。(無償制は廃止されました)
この就学支援金制度とは・・・
就学支援金制度で認定を受ければ支給される支援金と授業料が相殺されます。(授業料の負担なし)
※相殺なので授業料が自分の口座に振り込まれることはありません。
対象世帯
保護者(親権者、父、母両方合わせて)の入学する前年度「市町村民税所得額」の合計が30万4,200円未満の世帯
例)高校入学が平成30年度→平成29年度 市町村民税所得額
生活保護を受けている世帯
※母子家庭でも市町村民税所得額が30万4,200円以上だと授業料は支払う必要があります。
この就学支援金制度は母子家庭を対象にした制度ではなく、全世帯が対象となるので条件にあてはまれば公立高校の授業料は実質無料になります。
この就学支援金制度の手続きは、合格通知書と一緒に書類が配布されるので入学手続きまでに記入して高校に提出をしました。
短期臨時奨学金制度(神奈川県)
生徒の進学準備のための費用に充てられるように、入学前の3月に高等学校奨学金の一部を前倒しして貸付が受けられる制度です。
無利息で奨学金の貸付を受けられるので、入学前にお金の準備が間に合わなそうであればこちらの制度を利用するのもいいかと思います。
神奈川県は、奨学生として採用された場合は、120,000円が3月の下旬までに指定口座に振り込みされます。
申し込みは、12月頃~1月中旬までなので利用される予定であれば神奈川県HPから申し込み用紙をダウンロードして郵送で申し込みが必要です。
入学したあとも学校から奨学金を希望する人へ説明会があるようでした。返還不要の奨学金もあるので詳しくは入学してから各高校に確認してみるといいですね。
ニトリも学業が優秀な人への奨学金制度があります。
高校奨学金の保証人は親だけでいいのか?
奨学金を申請するのは、学生(子供)になります。
神奈川県の短期臨時奨学金制度(高等学校)を利用しましたが、保証人は2人必要でした。
1人は、奨学金を申請する子供の親
もう一人は、別世帯の親族等です。私は、離婚していたので元旦那さんにお願いすることもできたのですが、別に住んでいる私の母に保証人をお願いしました。
母は仕事はしておらず年金受給で生活をしていますが、そこは問題なく保証人として申請して通りました。
奨学給付金制度
返還不要の奨学給付金制度は、条件がありますが申し込みをすることで授業料以外の学校に納付をする諸経費などに充てられる制度です。
対象世帯:保護者が神奈川県内在住で生活保護を受けている世帯、市町村民税所得額が非課税である世帯です。
神奈川県にお住いの方は神奈川県HPで詳細の確認ができます。
母子家庭の公立高校入学準備費用まとめ
中学校までは、就学援助制度(学校でかかる費用の一部を、市が援助する制度)もあり修学旅行代金や支度金として補助してもらっていたので収入が少ない母子家庭のむーこ家ではこの制度のおかげで苦しい時は助けられました。
高校は義務教育ではなくなるので、母子家庭でも他の家庭と同じように学校の活動費の負担が発生します・・・
親の負担を考えて公立高校を受験してくれた娘に感謝していますが、公立高校に入学する場合でも入学準備に最低でも約200,000円は必要です。
市町村でも独自に返還不要の奨学金制度がありますので、高校入学目前ではなく中学3年生になったら色々とお金の面や補助制度など下調べしておくと安心ですね。
単発でお仕事してみたい人にはこちらの記事もどうぞ、私の体験談です↓↓↓
